会長 細谷 肇
(群馬県立群馬産業技術センター 所長)
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群馬地区技術交流研究会は,地域企業への官・学からの技術支援や企業からの課題を官・学に取り込んでの研究活動の活性化を目的に,県内および隣接県の有機的な協力体制を得て1987年3月12日に発足しました.2001年には北関東産官学研究会の専門部会となり,今年で発足以来36年目を迎えます.現在の会員数は賛助会員(企業)115社,個人会員84名,専門部会登録会員5名です.3つの分科会(熱流体分科会,加工技術分科会,メディカルメカトロニクス分科会)があり,講演会,工場見学,産官学交流フォーラム,技術相談,北関東産官学研究会誌(HiKaLo)への情報掲載など,地域活性化を目指した多岐にわたった活動を行っております.
世の中を見渡しますと,従来からの生産人口減少や人口爆発に加え,コロナ禍の継続や侵略戦争により原材料,エネルギー,物資,食糧も不足と,人類自体の存続の危機にひたひたと向かっている感があります。コロナ禍での活動により,国内のデジタル化も漸く認識され始めましたが.この状況を乗り切るためにはパラダイムシフトが必要になると思われます.きっと皆様の英知を結集すれば,群馬地区発の革命的研究開発もなされるのではないでしょうか.本研究会ではその一助となれます様に,微力ながら尽力させて頂きます.つきましては,本会の運営に対しまして皆さまのご理解・ご協力と積極的な活動へのご参加をよろしくお願い申し上げます.
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