群馬地区技術交流研究会は、地域企業への官・学からの技術支援、逆に企業での課題を官・学に取り込んで研究活動を活性化することを目的に、当時群馬大学機械工学科の倉林俊雄教授が中心となり、県内を中心に隣接県の一部も含めた有機的な協力体制を得て1987年3月12日に発足しました。
設立以来,毎年5月下旬に理事会と総会ならびに記念講演会を開催し,さらにフォーラム,見学会,そして分科会活動を行っています。分科会は,当初,CAD技術分科会,自動化推進分科会, 熱流体分科会で構成されていましたが,現在は加工技術分科会・熱流体分科会そして平成26年10月から,メディカルメカトロニクス分科会が加わりました。メディカルメカトロニクス分科会設立講演会では,県の医工連携にかける期待や,太田の精密加工を手掛ける企業の技術が革新的な治療検査技術を生んでいることが紹介されました.群馬県,群馬大学が医工連携で,新産業,イノベーションを目指すなか,今後活発な活動が期待されています.加工技術分科会では,おもに溶接技術に関する講習会や見学会を,荒牧キャンパスの楠元一臣教授が主査として実施しています.熱流体分科会は,知能機械創製部門の石間経章教授が主査を務め,いまや桐生市のビッグイベントとなったクラシックカーフェスティバルに合わせて開催され,「自動車にまつわる講演会」を主催するとともに,特色ある企業の見学会等を実施しています。
2001年7月3日には、北関東産官学研究会の専門部会となり、より一層有効に機能できる産官学民の連携システムを構築すべく活動を継続しています。
現在(H30年3月31日)の会員数は、賛助会員122名、個人会員88名、専門部会登録会員6名となっています。
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